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税理士の日常

確定申告相談会にて①「医療費・障がい者控除」

今年は確定申告相談会の当番にあたりました。
わたしの担当ブースは、主に年金受給者。椅子への誘導・声の大きさなどにも気を付けます。

医療費控除で大変

メイン収入:年金
サブ収入:非常勤の給与収入、保険満期金
という方が大半で、
これらの合算により所得税が発生するので確定申告をします。

そして年金受給者さんには、たいてい医療費控除があります。
年収が年金400万円以下だけで本来なら確定申告不要の人でも、減税による確定申告メリットがあります。
皆さま、その辺は過去の経験で分かっているので、医療費の集計は済ませて来られます。

その集計資料を見ると、不自由な手指で手計算されたのかブレブレの字です。
高齢者は通院回数が多くなりがちですから集計作業も大変です。
検算するのも…大変でした。(^_^;)

この人、障害者控除がありそう?

年金受給者さんは医療費控除を受ける人が多いですが、そもそも医療費を集計しなくても障害者控除だけで所得税が0円になる人がほとんどです。

担当した13人のうち、障害者控除の準備がなかった8人に
「あなたか扶養家族さんは、障がい者手帳をお持ちですか?」
「要介護認定は受けておられますか?」
と聞いてみます。

障がい者手帳は無いけど要介護認定を受けている人が3人。
こういう方も一定数おられます。

要介護1~5なら「障がい者に準じる証明書」を区役所の介護保険窓口で発行してもらえるので、障がい者手帳が無くても障害者控除を受けられることを説明。

あくまでも審査を経るので却下される可能性がゼロではないですが、実務上は要介護1以上ならまず大丈夫です。
さらに要介護4以上なら「特別障がい者」扱いとなり控除額が増えます。(自治体によっては要介護3の一部も該当)

障害者控除だけで税金0円になれば、面倒くさい医療費の集計は無用です。
そのメリットを説明すると
、3人とも証明書を取りに出直されました。

この「障がい者に準じる証明書」は意外と認知度が低いようで、該当される方にちゃんと活用してもらえるよう、私も普段から意識してお伝えしています。

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