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5年後の会社の姿

経営は経験がものを言うなら、若手経営者はどうすればいいのでしょうか?

致命的にならない、小さな失敗の経験を。

どんなに勉学ができて経営が上手な人でも、必ずしも毎回うまく運ぶとは限りません。
それでいいと思います。経営者は、成功の経験と同じように、失敗の経験が必要だからです。

若いころから、致命的にならない小さな経験をすることは特に重要です。経験不足では、なにごとも難しいです。
しかし人間は限られた時間のなかでしか体験を積むことはできません。

そこで、書に頼り、師に指導を受け、貴重な体験をした人から話を聞くことが大事になります。
それが、若い経営者や後継者が、体験しないでも経営を間違えない方法です。
(牟田学さん「社長業」より)

若手が、頼りないと思われてしまうときの共通点。

若いうちから会社の中にいるばかりの人。
よその会社や営業現場を知らない人。
愛読書、師事する人や考え方を持っていない人。
……こういう人は、どうしても頼りなく見えてしまいます。

そして、先代やベテラン社員さんに「あいつは、まだまだ甘いなあ。仕方ない、ワシがもうちょっとやるしかないわ。」と思われてしまいます。
2頭政治・長老政治になってしまうと、船頭多くして船が山に上ります。
その結果、社員はどっちへ進めばいいのか分からなくなってしまって、板挟みにあいます。
最悪、派閥のようなものできてしまうと、会社にとってよりダメージが深くなります。みんなが不幸になってしまいます。

なんのための若手へのバトンタッチだったか、わからなくなりますね。

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