銀行員から「給料日を変えてもらってください」と言われた
とあるお客さま企業の社員が、マンションを買いたくてA銀行に住宅ローンの審査を申し込んだら、
担当の銀行員さんから
「給料日を変えてもらうよう、会社に言ってもらえますか?」
と言われたらしく、その社員の上司から、どうしたらいいかとご相談がありました。
・・・・・・はい?
住宅ローンのために、その社員だけ給料日を変える???
本気で言っているのですか???
そんなもんお断りですよ!
就業規則に触れるし、実務的にも常識的にもズレた話です。
その銀行員さんは、もし自分がそう言われたら、
勤め先の銀行に「わたしだけ給料日を変えてください」って言えますか?
言えませんよね。
(もし言ったら、次の人事異動で左遷かも?)
給料日の理想は25日ですが。
ちなみにこの会社は20日締めの27日振込です。
理想の日取りとまでは言えませんが、末日しめの翌月10日などと比べたら生活実態に沿っています。
なにかと入り用なのは月末ちかくですからね。
そもそも銀行の預金残高がカツカツになるような金額で、安易に住宅ローンを組んではいけませんよ。
ボーナスは計算に入れすぎないで。
この会社は、近年の業績がよくてボーナスが大盤振る舞い続きです。決算ボーナスも続いています。
もちろんそれは素晴らしいことなのですが、それで社員さん達の気が大きくなっている雰囲気はあります。
あくまでも月給ベースで生活スタイルを組み立ててくださいね。来年は夏冬ボーナスが半減、決算ボーナスはゼロ円になる可能性だってあるんですから。