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出逢いと街の風景

朝はやくから清掃の仕事をしている人達への感謝

道にならんでいる建物の外壁の清掃。わたしたち通行人にとっては、街の景観をきれいにして下さっているも同然です。

まだ通勤や通学する人がまばらな、早朝。秋冬は暗いし、水も冷たいでしょう。

とてもありがたいことです。おかげで気持ちよく歩けます。いつも心のなかでお礼を言います。※声に出す勇気はない。

清掃の仕事をされている人には、社会のレールにうまく乗れなかった人も、少なくないでしょう。

学歴や家庭環境に恵まれなかった人。厚生年金のある職場で働けなかった人。みなさん、けっして人生をサボっていた訳ではないはず。

社会の底辺ちかくで生きていかざるを得ない人たちが、最低時給が上がって、買いたたかれずにすむなら、良かったです。

経済活性化と、誰かを不遇にすることは同じではない。

以前、「競争をうながして、経済を活性化するため、最低時給は500円でもいい。」と、大人気の論客さんがおっしゃいましたが、もし最低時給500円になれば、活性化どころか、社会の底辺にいる人たちが、いっそう不遇な目にあうかも知れません。

発注する側が、時給500円をネタにして、買いたたき要求をしてくるかも知れません。

早朝に外観をきれいにしてくれる人たちが、時給500円?

「人が汚したものをきれいにしてくれる人」への敬意や感謝が、ますます無くなるのではないでしょうか。

 

 

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