9時に仕事をスタートするのが、9時始業。
ギリギリ間に合ったー。
と、9時にドタバタしているようでは、9時に仕事をスタートできる状態とは言えません。
9時すぐにお客さまから電話が鳴ったとき、
「まだ準備できていません。ちょっと待っといてください。」
これでは誠実労働とは言えませんから、8時50分くらいには出社してもらわないといけません。
ダラダラ出社でいいですから。(苦笑)
8時50分には来い!と言うのもダメですよ。
社長や上司が、そこまでハッキリ言ってしまうと、「8時50分に始業」となってしまいます。あくまで9時の始業ですからね。
このとき大事なのは、上から命令口調にならないこと。9時始業のあるべき姿を、ていねいに説明しましょう。
(参考:保険サービスシステムHD株式会社さま)
結局は、処遇がいちばん大事に決まっています。
まずはなんと言っても、給料。
そして残業代の透明さ、休暇の取りかた・与えかたです。
安月給で、ろくな扱いを受けていないのに、
誠実労働しろ!
って言われても、やっていられませんからね。
いつか、ちゃぶ台をひっくり返されますよ。
※ちゃぶ台=労働基準監督署?
残業代の払いかたや有休休暇の与えかたは、法律の範囲内で「正しさ」と「うまさ」を両立させましょう。
正しければ社員は納得します。
給料の水準が低かったり、残業代や休暇が不透明と思われたら、有能な若手社員ほどいきなり辞表を出してきてビックリさせられます。
しかしその社員にとっては「いきなり」ではないんですよ。
※次はGW明けの5/11に投稿予定です。