年末はフードバンクでお手伝い。
年末は毎年、所属している活動団体でフードバンクのお手伝いをします。
コロナ禍のダメージが続いているご家庭も多く、今年も400人超の行列ができました。
(個人さんの集まりなので、当日の写真は載せません。)
本当に支援が必要なご家庭。
こういう催しがあって助かった、ありがたい。と思ってもらえる人。
そんな人たちの役に立てたなら、良かったです。
企業や自治体から、賞味期限が迫った飲食品や災害備蓄品が提供されるので
フードロス対策にもなります。
ボランティア参加者さんは、私より高齢の方が多いですが、高校のボランティア部の学生さんもいました。
・・・わたしが高校生のときは、社会参加活動について何も意識していなかった。
恐れ入るばかりです。
タダでがっぽりかき集めに来た感、のある人も・・・。
受付時間終了が迫ってきたときに、とある男性が
「この支給品、残るでしょ?残りそうなものは全部もらっていきたいんですけど。」
この人、妙に慣れているなあ。
終了間際に支給品テーブルの内側(スタッフ側)に入ってきて、空っぽのリュックサックを開けて、残り物をごっそり持ち帰ろうとするなんて。
たしか去年も同じパターンで来たような・・・。
「わたしは管理者ではないのでお答えできませんが、支給品は取り放題ではなくて、決められたルールに沿ってお配りしますから。
残ったら後日の子ども食堂やバザーに送りますから、いますぐ捨てるわけでも無いんですよ。」
とお伝えして、やんわりお断りしました。
この人も不遇な日々なのかも知れないけど。
貧乏神に取りつかれているというよりは、貧乏神と手をつないで友達になっている雰囲気です。自分からそっちに行っているというか・・・。
つましい生活を余儀なくされているご家庭や、行列に並ぶのも大変な人たちにこそ届けたいのに、
タダで色々もらえるぞ~みたいな感覚で来る人には、やはり引っかかります。
このフードバンクの悩ましい一面です。
それでも開催するほうが良いと思って、多くの人が力を合わせて開催しています。