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税理士の日常

仕事で味わった悔しさが、勉強するモチベーションを支える。

仕事に活かすための勉強。
資格を取るための勉強。
文系の仕事においては、この2つはかぶっている部分が多いのですが、とは言ってもかぶっていない部分もあります。
特に受験勉強のうち仕事に直結しなさそうな部分(直前対策テクニック系や理論ワークなど)は、社会人としてやり続けるのがしんどいものです。

資格がないことで、こんな文句を言われたことも……。

税理士になる前の、とある担当お客さま企業でのこと。

業績が落ちて社内の空気も悪くなり、なぜか不満の矛先がわたしに向いてきました。
自分で言うのもなんですが、一般的な会計事務所のイメージを超えるくらいの力になっていました。「わたしが担当だから倒産せずに済んでいる」と言いたかったくらいです。
それでも当時のわたしはまだ税理士資格がなく、所長先生は会社に出向いたことがほぼありません。だから不満の矛先にされやすかったんでしょうか。

がんばって社内ルールを改善したらしたで、事務社員さんから「わたしが入社したときには、こんなの無かった。不公平です。」なんて言われるし。
(じゃあ、どないせえっちゅうねん)
営業社員さんからは「ウチはちゃんとした税理士がいないから、ダメなんじゃないですか?」と、面とむかって言われました。
(あなたの営業成績が落ち続けているのは、わたしのせいなんですか???)

いまとなっては感謝。

わたしがどんな仕事をどれだけしているか、なにもご存じないだろう社員さんからの言葉でした。ただの八つ当たりです。聞き流してもいいことです。
それでも嫌というほどわたしの心をえぐりました。

仕事の内容が伝わっていなかったのはわたしの落ち度ですが、このときの悔しさは税理士試験合格へのモチベーションになりました。
いまとなっては感謝しています。

あなたにとって自己投資や受験勉強を続けるモチベーションはなんですか?それを胸に刻んで、ことあるごとに思い出しましょう。やめる言い訳を探したくなる心を支えてくれますよ。

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