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経理と銀行

経理はこうあって欲しい。こうなったら要注意。

社長は、会社にとってナンバーワン営業マンですから、ナンバーワンの頭脳と顔でなければなりません。
製造・営業の社員は、いわば腕や足の筋肉です。

そして間接部門である経理・総務の社員は、社員や部門をつなぐ「関節」です。
この「関節」がこり固まってしまうと、会社は不自由します。

 

経理はこうあって欲しい。

経理は金庫番かつ少人数だからこそ、社内で浮いてブラックボックス化してはいけません。
オープンな雰囲気であるほど、いい経理部門です。

そして、製造や営業販売のアシストもさせてください。経理社員は、常勤しなければいけないほどには忙しくないですから。

決算のとき

決算申告のときにドタバタと数字合わせをするのは、一見すると頑張っているようですが、実際は1年間の仕事がいい加減なほどドタバタしてしまいます。
決算のときこそドタバタするばかりではなく、社長・幹部としっかりと話し込める経理部門であって欲しいですね。
まあこれは、われわれ会計事務所・税理士にも言えることですが……。(肝に銘じています)

もし経理部門がこうなったら要注意。

・やり方を変えたがらず、今のナワバリを維持しようとする。
・預金通帳の出入りが複雑で、なぜか数も多い。
・給料や人事の情報を持っていることを得意気にふるまう。
・会社の業務とは関係のない金融取引をする。(特別な仕事をしているフリをしたい?)
そもそも元本保証されないものに、会社の運転資金を使ってはいけません。
(故・稲盛和夫氏)

経理が透明化されて社内の関節になってくれれば、社長・社員にとって背後の憂いがなくなるので、きっと社内に好循環が生まれますよ。

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