各種ダウンロード
Q&A
アクセス
お問い合わせ

経理と銀行

融資における借り換え資金とは

借り換え資金とは

融資には、保証協会つきとプロパー(信用貸し)、さらに運転資金と設備資金があり、契約本数も複数に分かれがちです。その分かれている融資契約をまとめるのが、借り換え資金です。

メリットは毎月の返済額の軽減です。
返済期間の違う借入金を1本にまとめて、かつ返済期間を延ばすことにより、毎月の返済額を減らせます。

リスケジュールをすると、その後の資金調達が厳しくなりますから、先に借り換えを検討しましょう。
新たに借りたいときは、既存の借入金と入れ替える方法がスムーズです。金融機関の提案もこのケースが多いです。

注意点

まとめることができるもの、できないものがあります。
事務所や設備を買うための資金で返済期間の長い契約は、まとめる対象にならないことがほとんどです。
保証協会をつかってプロパー融資を借り換えることもできませんので、金融機関をまたぐときは契約を取られる金融機関の承諾が必要です。
その金融機関とは取引を解消してもかまわないなら、選択肢になりえます。
判断材料として、金融機関ごとの返済予定表をまとめて一表にしておきましょう。

最後に

メリットは、なんといっても返済額を増やさないことです。減額さえも可能です。
返済額を減らせるほうが、じつは保証協会からの承認も出やすいのです。
「現実的な返済計画を作ったようだな。そう簡単にはリスケジュールを言ってこないだろう。」
と、評価されるからです。

1月よりコロナ融資における借換保証もスタートしました。
毎月の返済額を少しでも減額して資金繰りに余裕ができれば、原材料高騰への対応や新たな戦略への投資もしやすくなります。

 

関連記事

最近の記事

  1. とある決算前検討会の風景

  2. バカだけど運がいい。我ながら驚く。

  3. 交際費・飲食代1万円ルールに思うこと。

  4. 所得税と住民税の減税が、6月からスタート。

  5. 子どもが就職して扶養から抜けるとき、まさかのミスにご用心。