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5年後の会社の姿

年計グラフから見える直近の会社の健康状態

右肩下がりから持ち直してきたはずなのに?」という会社の社長から受けた相談。

揚田「いま年商はいくら位ですか?」

社長「決算で5億円くらいやったわ」

揚田「それは決算月の数字ですよね?先月の年商はどれくらいですか」

社長「最近はコロナ禍で下がり続けてるけど。先月の年商って?」

揚田「年商が分かるのが決算のときだけですか」

社長「毎月の売上額は分かっているけど。年度の途中では、はっきり分からんなあ」

揚田「粗利益・固定費・人件費は、今どんな傾向かお分かりですか」

社長「毎月の金額は見てるけど……。傾向ってどう考えるんや?」

経営判断には「年計」が必須

決算は、確かに一つの区切りです。

しかし会社は生き物です。毎月いろんな波が起きる中で生き続けています。

タイムリーな経営判断をするためには、

「今どんな流れなのか」

を常に分かっておきたいですね。

「年計」とは何ぞや

年計とは「今月で12か月しめ」の数字を、毎月あらわしたものです。毎月毎月、決算しめをするイメージです。

それを3年スパンで見るとこんな感じになります。

揚田「2017~2018年は下落傾向であることが分かります。もし決算しめ月が違ったら、どうなると思いますか?決算書に載る年商がまったく変わるんですよ。

だから会社の売上規模は、決算書の数字だけでは判断できないんです」

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