決算書の読み方がわかりません 毎月の決算会をとおして、基本的な仕組みをわかりやすくお伝えします。1年もあれば、ほとんどの方が決算書を読めるようになります。 あげた式簡易版は、簿記を知らない方でも数字が読めるように、シンプルでわかりやすいつくりになっています。まずはそちらから始めましょう。
月次決算書の本格版は作成が大変なんだけど フル情報を提供するために16ページ仕様になったいますが、毎月の決算会で常に使うのはおそらく5~6ページです。 また、さらに読みやすい「あげた式簡易版(Excelシート)もご用意しております。
補助金についてサポートしてもらえますか 可能性をもらさないように、情報提供はしてまいります。そして実際の手続きや書類作成は、補助金専門のコンサルタントさんをご紹介します。かかりつけ医が診断と最初の治療をしてから、専門病院を紹介するイメージです。
節税は考えなくていいのですか お金のかかる節税テクニックは、税金が減っても、それ以上にお金が減ります。それをすすめるコンサルタントさんや代理店さんもいますが、わたしは基本的にはおすすめしません。ですが、お金のかからない節税は目いっぱいやります。賃上げ減税や配当金減税などが、それです。 決算書をみて、社員の給料が増えたのに賃上げ減税がない、配当金減税(別表8)がない、としたら節税し損ねているかも知れません。
中小企業で福利厚生って、どれくらい必要でしょうか 社会保険・扶養家族手当は、もちろん必要です。慶弔・育休も有給で用意してほしいです。しかしクラブ施設にお金を使うなら、社員の給料アップが先です。社員にとっては、「ここで長く働けば生活が向上するの?」がいちばんの関心ごとですから。社員の未来像を示すことが最高の福利厚生です。
銀行対策を一緒に考えてほしいですが、別料金ですか 月ごと契約の場合は、基本料金に含みます。 すべての融資金の条件をまとめた「返済予定一覧表」も作ります。交渉に同行するときなど、よほどの日程をとるときは、別料金を見積もりますが、経理サポートご契約の場合は、ほぼ料金内におさまると思います。一般企業での総務部長・金庫番のキャリアも活かして対策を考えます。
部門別の収支は、どこまで必要ですか ひとつのフロア内でやっていることなら、経費をきっちり分けるのは無理があります。そのときは、売上・粗利益・人件費をざっくり出すだけでもかまいません。それだけでも経営判断の役に立ちます。ジャンルの違う売上を混ぜてしまうと、問題の発見が遅れます。
年計データとはなんですか 最新の月から数えて12か月分のデータです。 売上なら、毎月「年商」が分かります。これで「いまウチはどんな流れなのか」が分かります。ふつうの資料では、年商がわかるのは決算申告のときだけですが、あげたけいいち式の月次決算書では、それが毎月わかります。ほかにも、粗利益・人件費・固定費・経常利益の年計も分かります。だから月次決算書こそが経営判断の役に立つのです。
大手の税理士法人とは何が違いますか 家族の事情と価値観により、ひとり個人事務所スタイルをとおしています。よって専門性が高すぎるものや、あまりに時間がかかるお話は、アライアンス先にご変更いただきます。大手の税理士法人は、あらゆる依頼を引き受けられる、いわば総合病院です。料金とサービス内容が、見合うかどうかでお考えください。
かかりつけ医に例えるのはなぜですか 税理士は専門家(スペシャリスト)というイメージが強いですが、本当の意味で何でもできる人はいません。たとえば相続なら相続専門の税理士法人、補助金なら専門の中小企業診断士と契約するべきです。このような方々が、いわば専門病院です。 かかりつけ医は、ゼネラリストです。まずは一通りのご相談・地ならしをさせていただきます。その後、わたしの評判にかけて、腕利きのスペシャリストをご紹介します。
税理士以外の業務でも相談できますか 専門の免許が必要なことには、直接は応じられませんが、信頼できる社会保険労務士・弁護士・司法書士・行政書士をご紹介させていただきます。税理士は、中小企業がもっとも多く契約する士業です。責任をもってワンストップ窓口になります。
なぜ保険のベストプランができるのですか 企業経営において、万が一のリスクに備えることは大切です。そのために生命保険・損害保険・労災保険というシステムを使います。しかし保険代理店は、特定の保険会社とのみ契約していてノルマもあるので、その企業にとってベストプランを作ってくれるとは限りません。そこで私どもは保険代理店ではなく、保険中立人(保険ブローカー※)とパートナー契約して、ベストプランをご提供しています。※国内ほぼ全ての保険会社と契約して、「お客様にとって最適な保険」を設計する義務(ベストアドバイス義務)を、金融庁から課せられた免許。いまの保険内容と満期金の対策などが一目でわかる「保険管理ファイル」を無料でおつくりしますので、ご希望のかたはご連絡ください。
セカンド税理士とはなんですか いま契約されている税理士との関係は切れないが、ほかの税理士の話も聞いてみたいという場合、2人目の税理士として契約させていただきます。医師のセカンドオピニオンのようなものです。この場合は、月次決算会・日々の相談ごとのみをおこない、決算・税金計算などはおこないません。
月次決算書とはなんですか 企業の経営では、毎月の数字をタイムリーにつかむことが大事です。もちろん、在庫や月末引落しの月しめ計上、ボーナスや減価償却費などの月割り計上をした「正確な月しめ数字」です。税金対策にしても、決算しめ日を過ぎてから、あわてて考えても手遅れです。会計ソフトから出した試算表ではなく、わかりやすいグラフや分析図をつかって、決算しめレベルのものを翌月20日までにお出しします。まだ読み方がよくわからないという方には、より簡単なレイアウトの月しめエクセル収支表を使います。社長の経営判断と数字を橋渡しするのが、月次決算書(月しめ収支表)です。